私たちが外界から五感で受け取った情報には認識する構成単位があります。
これを動かすと過去の体験に対する印象が変わります!
私たちに影響している過去という記憶のヒミツに迫ります。
【内容】
人は過去の記憶に励まされることもあれば、悩まされることもあります。
「過去を変えることはできない」といいますが、
体験の印象を変えたり、強化してきた特定の感情を解放することは比較的簡単にできます。
そもそも、人間の脳には優れた「忘却力」があります。
昨日の今と同じ時間、みなさんは何をしていましたか?
毎日見ている携帯の形を絵に描けますか?
私たちの記憶というのは実にはかなく、
一生懸命に覚えておこうと思わなければ、すぐに消えてしまうものです。
それでも自分の「体験」とし印象に残っている記憶とは、
「強い感情を伴った強烈な体験」や
「何度も繰り返し経験、あるいは思い出すことで強化された体験」です。
人は外界を五感を通じて認識する際、視覚、聴覚、体感覚などで感じた、
様々な構成要素を組み合わせて記憶しています。
例えば、4枚の写真はもとは同じ写真ですが、
視覚で捉える構成要素の一部、「色」「明るさ」「彩度」を変えてあります。
それぞれの写真から受ける印象はだいぶ違うのではないでしょうか。
私たちの過去もこれらの写真のように
「色」「明るさ」「彩度」などの構成要素と一緒に記憶されています。
これらの要素を変化させることにより、記憶された体験の印象は変えられます。
本ワークショップでは、27個の構成要素をご紹介します。
「肯定的な記憶」と「否定的な記憶」の構成要素を比較し、その違いを見つけます。
また、いくつかの構成要素を動かすことによって、
過去に対する印象がどのように変化するか実際にやってみます。
【募集対象】
- 過去の体験の記憶のしくみ、また、記憶の印象の変化に興味のある方
【期待効果】
- 過去の出来事に対する、印象や感情を変える方法がわかります
【参加者の感想】
- 引きずっていた体験がなんでもなくなった
- 想像していたより、過去の体験に対する印象の変化は大きなものだった
- 記憶に対してさまざまな角度からアプローチ楽しかった
- 興味深い体験ができました
- 自分の癖がわかった
- コントロールの仕方がわかりました