年度締め、そして新年度。来し方行く末に想いを馳せる時間を持たれる方もいらっしゃるのではないかと思います。
また、2020年以来のコロナ禍で、仕事・家族・学業等で想定外の変化に直面し、人生を振り返るきっかけになった方も少なくないでしょう。
そして、今年もお一人お一人に転機が巡ってきます。
・ 子育ての目途がたったとき、役職定年を迎えたとき
・進学・就職・結婚・育児・次の世代へのバトンタッチ
・地域の絆に目覚めて、何かしらできることはないかと思い立ったとき
・人生百年時代、折り返しの五十歳を意識するとき
・病気になったとき、介護に直面したとき、老いを感じるとき
・近しいひとを見送ったとき
人生の重要な分岐点に立つとき、
どの道を進むかを考えるとき、
私たちは来し方を振り返る機会を持ちます。
本を執筆し出版することだけが「自分史」ではありません。
個人の歴史を注意深く見つめること、それが「自分史」です。
「未来の人生」を考えるために、
「過去の人生」を 様々なかたちで分析し再評価することから、
大切にしたいことや可能性に気づきが生まれます。
人生100年時代、
人生のあり方が多様になるだけでなく、
進む道を何度も選択できる時代に、
人生の振返りに「自分史活用」の道は広がりつつあります。
ワークショップ「自分史カフェ」は、
2013年以来、「自分史活用」のための
様々なワークショップやセミナーに取り組んできました。
100回以上プログラムを開催し、
1,000人以上にご参加いただいてきました。
その中からも事例を紹介します。
(毎回、内容に新しい経験を加えていきます。)
【 自分史活用入門講座 】
自分史を人生に活用する事例紹介
2023年3月、4月
3月8日(水) 20:00-22:00 受付終了
4月22日(土) 20:00-22:00 受付終了
別の日程での開催の要望も歓迎しています。
「お申込み」でお知らせください。お一人でも開催します。
このオンライン講座は、ビデオ会議サービスzoomで行います。
カメラ・マイクのついたPCで受講していただくことを前提に表示する資料の準備をしています。
お申込み確定後に具体的なご説明とアクセス先のURLをお送りします。クリックしていただければ接続できます。
※ 本講座では、書籍スタイルの自分史も活用の範囲に含めますが、その執筆や制作については直接は扱いません。
受講料:2,000円(税込)
参加申込締切日: 各回、1日前まで(参加費のご送金確認をもって確定)
※お申し込み後、事前に参加費をお振込みください。
確認のための自動返信メールで、振込先の弊社の銀行口座をお伝えします。
お客様からのご送金の確認をもって、お申込み確定とします。
確定後に 、アクセスのためのURLをメールでお伝えします。
定員想定 : 各回 4名程度(1名でも開催)
自分史活用入門講座の内容(基本的な流れ)
お申し込み時のコメントや当日お集まりいただいたときのご要望を参考にして、適宜内容を組み替えて実施いたします。毎回、新しい知見を加えています。
●自分史とは何か(講義)
●ライフチャートで自分史を鳥瞰
- ご自身で事前ワークをしていただくとより理解が深まります。(任意の事前課題)
ワークで使うシートは、事前にダウンロードしていただきます。
●自分史活用の事例紹介/ワークショップ「自分史カフェ」の活動紹介
- 「一枚の自分史」や「ライフチャート」で、地域と自分の歴史を振り返る。事例
- 20歳前後の活用事例 大学生の教育プログラムに取り入れて、自己肯定感を高める。事例
- 50歳前後の活用事例 社会人向けライフデザイン講座に組み入れる。事例
- 写真の整理と組み合わせる。
- 家系図の作成で家族内コミュニケーションを深める。
- 創業者の自分史を社史として残す。事例
- 戦争体験と自分との間をつなぐ。
等々
こんな想いのある方にオススメ!!
- 地域や職場でのコミュニティ活動に、自分史を活用したプログラムを加えたい。
- コロナ禍で迎えた人生の転機を、自分史の手法で噛み砕いてみたい。
- 家族や友人のことをもっとよく理解したい。 わだかまりの解消のきっかけが欲しい。
- 介護や終活・終末ケアで自分史を活用したい。
- キャリアカウンセラーとして、相談者についてより深く理解し、適切なアドバイスができるように、自分史という面からの知見を得たい。
- 職場や活動の現場で生じる世代間の理解や共感のギャップを、自分史を活用して解消したい。
講師: 本間浩一(ほんまこういち)
自分史活用アドバイザー
家族の死をきっかけに、1992年から自分史の活用・普及に取り組んでいます。2013年からは、ワークショップ「自分史カフェ」を開催。
東京都中央区・渋谷区、群馬県、長野県での自主開催を重ね、現在は依頼に応じて全国で活動。
詳しくはこちらで
https://www.collabo-plan.com/company/consultant/koichi-homma
自分史活用入門講座(オンライン)のこれまでの開催実績
受講生の声
(2020年4月以来約20回開催。受講者累計約50名。)
2023年
- 自分史が持つ不思議な力(自身の生を肯定し、自分の魅力を再発見できる、感謝とつながりを生む など)に魅かれているという、根幹的な部分に気づくことができました。
2022年
- 自分史の価値。誰かのそもそも話を聞くことが好きだし、それをほかの人にも伝えるために残したいと思ったけれど、その価値を追求できていなかった。様々な経験と工夫をお聞きする中で、価値はあると確信することができた。
- 肩の力を抜いて、問いかけや起点の活用で初めて自分でも気づく(思い出す)ような、どちらかと言えばささやかなエピソードを書いてみたいなと思いました! とっても楽しかったです。ありがとうございました!
- 講座を受ける前までは、自分史といえば「自分の歴史を詳細に振り返り、本を作るもの」という漠然としたイメージを持っていました。しかし実際には、多種多様な切り口・アプローチの方法があり、幅広い年齢の参加者が期待できることが分かりました。
ワークショップの様子を観ながら、自分が生きてきた歴史に向き合うことは、本人だけでなく、家族や関係者にとっても有意義なものだと感じました。過去を振り返ることを通して、現在や未来への生きる原動力にもつながりそうです。もっとお話を聴いてみたいと思いました。
2021年まで
- 講座はとても丁寧にまとめられていると思いました。特に興味深かったのは、「ライフチャート」、「自分史フォトブック」等のお話で、子どもから高齢の方まで、あらゆる世代が自分史を活用できることがよくわかりました。
- 非常に内容の濃い2時間だったと思います。自分史そのものの歴史的経緯や、活用の事例をとてもわかりやすくレクチャーいただき、ありがとうございました。
- 私もいろいろな自分の自分史を作りたくなりました。特に写真をデジタル化して、写真から気づくこともありそうなので楽しみが増えました。
- 思い出すのは結構難しいということを実感している。写真や思い出の品物等、具体例があると思い出しやすくなると気づいた。
- 改めて自分史を作ることにより、自己肯定感が上がることを実感し、いろいろな方にもお伝えしたいと思いました。
- 家系図やエンディングノート、遺言書なども自分史に絡めて考えることができるような気がしてきた。全体像がなんとなくわかってきた。
- 写真の整理など、自分史に関する接点の選択肢を増やしていくといろいろな人とつながっていけると気づいた。
- 写真と家系図の話は面白かった。最近昔の写真を見ていたので、写真が自分史や家族史に活用のチャンスがあると感じた。デジタル化のスキルも歴史のビジュアル化に役立つ。
- 家系図をPCで作りたいという相談をうけたことがある。いろいろな入り口から自分史につながっていく可能性は感じている。
- オンラインだけで自分史関連の講座をするとどうなるかに興味があった。対面とはほとんど変わらないという実感が持てた。オンラインで生じうるトラブルの対策も事前に準備されていたので安心して受けられた。
- 自分史の活用方法(実践例、最新情報、活動など) 人、家族や会社にまで応用できることがわかり、正解はないということも理解できました。単なる整理ではなく、人生の宝探しということ。
- 自分史にはいろいろな切り口、いろいろな形式がある。可視化は大切。
過去を見ることは、未来に繋がる、とても深い作業。