「年をとる」からこその可能性をご一緒に考えませんか。
年をとることはできれば避けたいことでそのために心身の衰えを何とかしてくい止めるしかない、と考えて後半生を生きていくのはつらいものです。
近年、年長者の脳や知力には大きな潜在能力があるという科学的な研究成果もでています。年齢を重ねたからこそ、いかに心理的に成長し、創造的に生きていけるかをわかりやすく説いた本です。(原書 “The Mature Mind” 2005年発行、日本語版2006年発行)
今回の読書会は、
「年をとる」ということと「自分史」の関係の理解を深める
機会にしたいと考えています。
著者は、ジーン・D・コーエン医学博士。ジョージ・ワシントン大学加齢健康人文科学研究センター所長、同大学健康科学・精神医学部教授(当時)。
訳者のお一人、村田裕之さんは、財団法人社会開発研究センター理事長、村田アソシエイツ代表、東北大学特任教授(当時)。シニアビジネス分野の第一人者として講演、新聞・雑誌への執筆多数。
「自分史フェスティバル2014」でも講演をされています。
そして、今回もご参加されるのは自分史に関心を持っている方々です。
ご自身が執筆したりお手伝いをされた自分史や、
お読みになって参考になった自分史を、
同書に書かれている知見や事例と対比・再評価される方もいらっしゃるでしょう。
いろいろな自分史を参加者同士で共有する時間ももちたいと思います。
開催日時
2020年10月
10月17日(土) 21:00-22:30 +最大30分
10月23日(金) 21:00-22:30 +最大30分
想定は、1時間30分。2時間まで延長の可能性あり。
2日の日程で、参加可能な日を選んでお申し込みください。
両日程可能という場合は、人数調整などの観点で当方でご参加日の調整のお願いをご連絡いたします。
開催方法
オンライン/zoom利用
zoomミーティングの仕組みを用いたオンライン講座です。
zoomの利用およびそのための準備については、参加者ご自身でお願いいたします。
参加にあたっては、ご本名とお顔の開示をお願いします。
各位が参加される開催日時決定後に、アクセス先のURLをご連絡します。
なお、カメラとマイクが付いたPCからアクセスされることを前提に、共有画面の資料を準備しております。スマートフォンでは資料が見づらい可能性があります。あらかじめ、ご承知おきください。
参加費: 無料
書籍とネットワーク環境のご準備は、ご自身でお願いします。
想定参加者数: 各回 3名以上8名以下
■ 読書会概要(おおまかな流れ)
気軽なおしゃべりの場として進行いたします。
微に入り細にいり、あるいは、極度に深入りした議論、にならぬように進めます。
1)本の中身を順番におさらいします。
世話人が司会をして、目次に沿って本の内容を概観します。
何が書いてあったかをまとめた資料を見ながら確認をしていきます。
本書の目次を参考にしてください。
序章 年をとるのは悪いことばかりじゃない
第1章 間違いだらけの脳の「常識」
第2章 年をとったら、「発達性知能」がものを言う
第3章 「ミッドライフ・クライシス」の誤解
第4章 年齢を重ねた人だけが持つ生きる喜び
第5章 使い果たすことがない脳の記憶容量と知恵
第6章 社会とのつながりが生命線
第7章 変わる「リタイアメント」
第8章 創造性を引き出すもの
2)参加者それぞれが学んだことや感想を共有
自分史づくりの参考になると考えた視点・観点や、事例として出てくるいくつかの自分史についての感想などを、参加者おひとりづつに共有していただきます。
他の参加者が気づいた点からも学べることがあるのではないかと思います。
3)ご自身の、あるいは他の方の自分史紹介・共有
(ご希望される参加者のみ)
この紹介は、ご参加の必須条件ではありません。
「自分史」に関心をお持ちの方が集まる機会なので、オタカラ自分史をお持ちの方がいらっしゃったら、それを紹介しあう時間をとりたいと思います。
参加者ご自身の、あるいはお読みになったか作成をサポートされた自分史を紹介してください(5分程度の想定です)。
話を聞いて読んでみようとおもったときに入手が容易な市販の本も、こういう機会でないとその存在さえ知らない私家版の本も、いずれも歓迎です。
その後、質疑応答・意見交換を行います。対象となる自分史を、今回の課題図書に触発されて「脳の若返り」という観点で見ることもできるかもしれません。
※注記 オンライン読書会の様子は、記録のために世話人が録画をさせていただきます。
オタカラ自分史を紹介された参加者が広く一般にも紹介したいというご要望があれば、読書会終了後に、ご了解の上、ご紹介シーンの動画などを活用した自分史紹介ページを作成いたします。(掲載サイト 「史の本棚 by 自分史カフェ」)
■ 事前準備
1.各自、可能な範囲で、「いくつになっても脳は若返る」を読んできてください。
読み切れなくても、当日最初にどんなことが書かれていたかを振り返る時間を取るのでついていけると思います。
時間があれば、副読本も手に取ってください。「学んだことや感想を共有」する時間に話題に加えていただければさいわいです。
課題図書の紹介
(原書 “The Mature Mind” 2005年発行、日本語版2006年発行)
副読本の紹介
(時間に余裕がある場合の任意課題。関係づけられる最近の本を選定。)
2.ほかの参加者に紹介したい自分史を選んで、紹介の準備をしてきてください。(任意)
・どんな筋書き・内容なのか。
・他の方にその本を選んで紹介したポイントは何か。
■ 世話人: 本間浩一(ほんまこういち)
1960年生まれで9月には60歳。平均余命は約24年。
2013年以来、ワークショップ「自分史カフェ」を開催。
東京・渋谷と群馬・長野等全国で活動。
2020年は新型コロナウイルス対策で、オンラインの活動も本格化。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.collabo-plan.com/company/consultant/koichi-homma