<開催報告>上毛新聞社主催「自分史入門講座」5/12(日)群馬県前橋市

“一枚の写真“から始める最初の1ページ

■受講者のご感想を紹介します。

  • こういう自分史が学びたかった。本当に良かったです!
  • 一枚の写真をもとに、400字で表現する。これなら始められるかもしれないと思いました。
  • 楽しみながらかけるということ。一枚の写真でこんなに文が書けるとは思いませんでした。自分のことを知る上で、続けて行きたいです。
  • 生まれてから書くことが自分史かと思っていましたが、人生の一場面からも書けるということにヒントをいただきました。
  • 1枚の写真から多くの事を鮮明に思い出すことができ涙が出ました。
  • 個人的な内容も普遍性をもつ。朗読は良いと思いました。
  • 自分史を書くことのハードルが少し低くなった。写真から自分の歴史を振り返ることができる。発展的に、時代・背景・思いなどがどんどん拡がっていくことはすごいと思った。
  • 気楽に文章を書いてみようと思いました。
  • 自分史に関心のある方が多いことに驚いた。
  • 同年代が多く、楽しかったです。
  • 自分史を書くことは少し恥ずかしいですが、チャレンジしていきたいです。
  • 自分の存在は小さなものでしかないけれども、家族にとっては歴史であると、大事な物だと思えました。
  • グループごとの話し合いやら意見の交換等、有意義でした。
  • 群馬の自分史の紹介ー>よかった。
  • 写真や地図などから、当時の歴史や社会環境を調べることができる。
  • 積極的に参加できるような指導方法。良かったです。
  • パワーポイントでの説明がとても参考になりました。
  • 講座の組立、進め方がとても良かったです。
  • 講座の進め方。密度の濃い内容でした。
  • 先生のご自身の生い立ち、生き方等とても心に残りました

■内容: 講師からのメッセージ は「 楽しい自分史づくり」

◆受付から、講座開始まで

 ご来場いただくと、まず受付で”上毛かるた”の絵札を一枚選んでもらいます。
 同じテーブルにつかれた方は、 本日ご一緒にワークを進めるチームメンバーです。開講までの時間、 どうしてその札を選んだかも話のきっかけにして、 テーブルごとに 自己紹介を進めていただきました。

 上毛新聞社からは、ワークのための道具として特製原稿用紙と筆記具の提供の他に、もう一つ特別プレゼントも用意されました。生年月日を 記入していただいたカードを回収し、”生まれた日の上毛新聞”も特別プレゼントとして講座終了までにお持ち帰りいただけるよう準備がされました。

◆講師の自己紹介で講座開始です。

◆続けて、 同じテーブルの3-4名のグループごとに 参加者同士に自己紹介をしてもらいました。

開講前の事項紹介に続けて、本日のワークを一緒に進める者同士でことばの交換を行っていただきました。
本日お持ちになった”一枚の写真”もお互いに見せ合いながら、どんな写真なのかを簡単に説明してもらいます。

◆群馬の自分史の事例を使って、さまざまな自分史があることをお伝えします。

上毛新聞社がお手伝いをされたものから5冊を選んでお借りし、事前に拝読してきました。
どの地域の方なのか、どんな内容なのかを、一冊ずつ紹介していきます。

  • がんになってごめんね 闘病521日の記録
  • 追憶
  • 繭の山河
  • もしもあのとき
  • 欅の如く

◆”一枚の写真”や新聞紙面・地図などから湧き出る思い出と発見話を、講師の自分史を例にして連ねていきます。

  • 前橋での成長  写真:昔の前橋駅舎、前三百貨店、運動会でお弁当、ラビットスクーターに乗る父と私、
  • 両親との思い出  写真:本間文具店・今昔、前橋の花火大会
  • 会社勤めの思い出、等  写真:リクルート事件の新聞記事、リクルート本社前での父母の記念写真

◆次は、いよいよご自身の「一枚の自分史」執筆に取り組んでいただきます。

”一枚の写真”を見ながら、400字詰め原稿用紙に一枚の自分史を執筆。

まとまりがついたところで、ご自身で読みなおし「タイトル」を付けます。

3-4名のグループごとに、”一枚の自分史”を朗読。その後、良かった点をお互いに褒めあう時間をとりました。

午前の部では、講師がよんだ上毛かるたの”読み札”が当たったお二人のに、皆さんの前に立って代表朗読もしていただきました。

◆目の前に完成した「一枚の自分史」をご覧いただきながら、次のステップの広がりとして、展示やグループ活動を紹介しました。

”一枚の自分史”はそれを重ねていくことによって一冊の自分史ができます。
また1枚を単体でパネルに仕上げた実物もお見せしました。そのパネルを使って全国各地で開催してきた展示イベントも紹介しました。

そもそものお話に戻り、戦後から現在に至るまで 自分史の歴史をひもときます。

戦後、一般庶民も書きたいことを書きたいかたちで書いて残す運動がさかんになります。戦争体験を後世に残すために書かれた自分史等、20世紀の歴史を振りかえったあとは、21世紀に入ってから広がった様々な展開もご案内しました。

◆最後に、講師自身がどんな取り組みを重ねてきたのかをお伝えしてお開きです。


講座開催当日の様子は、上毛新聞の本紙で翌日(5/13)紹介されました。

■問い合わせ

上毛新聞社事業局出版部 
電話 027-254-9966 
平日午前9時から午後5時

■今回の「自分史入門講座」概要

日時:  2019年5月12日(日曜日) 2部あわせて約40名が参加

午前の部 10:00~12:00
午後の部 13:30~15:30

講師:  本間浩一(自分史活用マスター)

人生100年時代のセミナー&ワークショップ「自分史カフェ」の企画・運営。
 (株)コラボプラン  取締役。
群馬県前橋市出身、前橋高等学校卒業。東京都渋谷区在住。
帰省の時には、JR湘南新宿ライン一本で高崎まで来てレンタカーを借りています。

場所:  上毛新聞社セミナールーム

上毛新聞社

自分史活用アドバイザー認定講座のご案内 6/9(日)上毛新聞社

6/9(日)に今回と同じく上毛新聞社のセミナールームをお借りして「自分史活用アドバイザー認定講座」を開催します。

今回の「自分史入門講座」の講師・本間浩一(前橋市出身)とアシスタント・小倉圭子(渋川市)は、自分史活用アドバイザーとして、皆様の自分史づくりや活用のお手伝いをしています。他に2名のアドバイザーも加え、4人が講師をつとめます。

ご一緒に「群馬の自分史」を盛り立てていきませんか。

2018年6月、東京・渋谷開催での講座の風景