【見学報告】神奈川県座間市「あすなろ大学展2019」での「一枚の自分史」展示 2019年2月8日(金)

「自分史なかま」の 安藤咲枝さんが 講師をされた勉強会に1月末に出席しました。安藤さんは公民館(座間市立東地区文化センター)の社会教育指導員をされています。その場で座間市が主催する高齢者生涯学習学級 「あすなろ大学」の年に一度の展示・発表イベントのことを教えていただきました。自治体からは施設や指導員の体制は提供されるものの、自主的な活動が前提となっています。30年以上の歴史を重ねて地域に定着しています。
 安藤さんは、 その生涯学習活動支援の中で最近「自分史」の活用に取り組んでいらっしゃいます。今回、平成最後の宿題と銘打って受講生が執筆された「自分史」が展示されるとお聞きし 初日に見学にうかがってきました。

会場は大盛況でした。

初日の開始時間の10時を少し過ぎに会場に入ると、発表エリアの観客席はすでに満員で立ち見が何人か出ていました。展示スペースにも続々と見学者が入ってきました。

 お目当ての「一枚の自分史」の展示は、会場受付のすぐ前にありました。お一人ずつ、A4版1枚の紙に、写真一枚と文章が入っています。手書きのものは数枚ありましたが、ほとんどはタイプ打ちされたものでした。用意された形式だけでなく、レイアウトが工夫されたものもたくさんありました。 見学の方々は、1枚ずつ丹念に読み込んでいらっしゃいます。

 展示準備に原稿が間に合わなかったメンバーもいらっしゃるそうです。展示は、新しく加わっても適宜追加や入れ替えができるように工夫がされていました。

 展示をご覧になって、もう一度仕上げの意欲が湧き上がってきている方もいらっしゃるようです。

  • また、他の研究発表の中に、ご自身の祖先を追って家系図を完成させた方の研究成果の展示もありました。

会場/期間

ハーモニーホール座間/座間市役所隣  2019年2月8日(金)~10日(日)

  私は、渋谷から井の頭線・小田急線を乗り継ぎ相武台前駅へ。そこから歩いて15分ほどでした。駅からの行きも帰りも、街角の 数か所で ポスターを発見しました。10日の日曜まで開催されています。