本でよみがえるあの頃の思い出
思い出の本から始める
自分史講座
これまでの人生で出会った本。
そのうちの一冊を手がかりに、まずは一枚だけの「自分史」を綴ってみませんか。
開催報告
日時: 平成31(2019)年1月26日(土)13:30~16:00
《講座の流れ》
- 講義:自分史の楽しみ方、全国の事例紹介
- 「一枚の自分史」執筆(原稿用紙1~3枚)
- 全体での共有
- 講評・まとめ
会場:小諸市市民交流センター会議室4,5
定員:20人
※当日は筆記用具を持参して下さい。事前課題あり。作品は後日図書館内に展示します。
参加費:無料
お申し込み方法:
電話(0267‐22‐1019)または 図書館カウンターまで
お申し込み期間:
平成31年 1/4 ~ 1/20
※定員になり次第、募集を終了します。
講師:本間浩一、河村庸子
(ワークショップ「自分史カフェ」運営・企画)
小学生3,4年生のころでしょうか、繰り返し読んだのが佐藤さとるさん自伝的名作「わんぱく天国」です。昭和十年代、軍港として栄える横須賀市。その町の少年たちの話です。「コロボックル物語」のシリーズと同じく、村上勉さんの挿絵も加わって物語のひとつひとつの場面が見たかのように記憶に刻まれました。結末は、今でも忘れられない複雑な思いを残してくれました。
大学生になって、小学生時代に勉強をおしえてもらった近所のパン屋の娘さんから教えている子どもたちに読ませたいので古い本がほしいと頼まれました。「わんぱく天国」は大切にとってありましたが、子どもたちが読んでくれるのであればとお渡ししました。
彼らの遊びの数々とその背景となる三浦半島の自然に当時の私にはあこがれていました。社会人になったあとに、2年ほど横須賀に住むことにしたのもその縁です。最近になってもう一度読んでみたくなり、新しい版を買い求めました。装丁は変わってしまったのは少し残念でした。
今回の講座では、「思い出の本」を起点にしてそれぞれの思い出に分け入る体験をしていただきたいと思います。
(本間浩一)
<自分史講座:今までの開催実績のご紹介>
神奈川県厚木市 厚木稲門会 自分史講座 2018年11月2日(金)
群馬県高崎市 「写真と模型で味わう家族の情景」 2018年2月24(土)
群馬県前橋市 「自分史講座 〜これからの日々をあかるく過ごすために〜」2017年3月7日(火)